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この山を最初に訪れたのはいつだっただろう...
この鋭く尖った山稜と遮るものの何もない360度の展望に心を奪われ、
またいつか、今度は木々が真っ赤に色付く秋に、
もう一度この地に立とうと心に決めたのだった。
今年の秋、そのチャンスはめぐってきた。
ここは四国最高峰の山、石鎚山。
標高1982mの天狗岳をはじめとして、
弥山(みせん、標高1,974m)・南尖峰(なんせんぽう、標高1,982m)の一連の総体山を石鎚山と呼ぶらしい。
山岳信仰の山で頂には神社が建っている。
かなり標高の高いところまで車で登ってこれるため、
最短ルートを使えば3時間足らずで頂上までたどり着くこともできるんだけど、
途中には結構ハードなクサリ場が待っているのだ!!
昔は修験道の山として多くの修験者が修行を積んでいたくらいだから
ここのクサリ場はかなりのもの。
僕が訪れたこの日にも、クサリ場で転落者が出たみたいで、
救助ヘリが出動していた。
これを登りきるのは勇気と根性が必要なのだ。
そんなクサリ場、無理!!!
という人も、ご安心あれ。
実はこのクサリ場の迂回路として、すっごく立派な階段が付けられていて、
足腰に自信のない人でも、ここを使えば簡単に登れちゃうのだ!
四国最高峰なだけあって、ここ石鎚山は西日本でも最も早く紅葉が楽しめるスポットのひとつ。
だからこの日もそんな紅葉をいち早く見ようと、山頂は多くの人で賑わっていた。
山頂もそんなに広くはないので、どんどん押し寄せてくる人たちで
えらいことになっていた!
けれど、一旦、そこから周囲へと目をやると、
そこには遥か遠くまで延々と続く四国の山々と、赤や黄色に色付いた紅葉で
見事な絶景が広がっていた!!
雲の上に突き出た天狗の鼻に、お昼を過ぎて、
傾き出した日の光が差し込むと、紅葉で赤く色付いた木々の葉が、
燃えるように更に赤みを増して、輝き出した!
青い空と真っ白な雲、そして燃えるような紅葉を
こんな絶景スポットで同時に見ることができて、無性に感動した一日だった。
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