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竹富島に上陸した二日目の朝、 眠い目をこすりながら、僕は薄明かりのなか自転車を漕いでいました。 昼間のジリジリとした珊瑚の道の照り返しもなく、ひんやりとした朝の空気が とても気持ちよくて、昨日の暑さがウソのようです。
街外れにある牧場の先には手付かずの自然がそのままの形で残り うっそうとした亜熱帯低木林が広がり、道はその先に吸い込まれるように続いていました。
朝っていうのは気持ちがいいものです。 最初、目が覚めて起き上がるまでが、ものすごくパワーいるけど、 頑張って起きたら、ほんとトクしたぁ♪って気分になりますもんね。
この日もそんな気分でした。 自転車で森の小道を走っていると、道端に白い花がたくさん咲いていて、 時折、甘い香りが漂ってくるんです。
そして周りを見渡すと、色とりどりの蝶が無数に乱舞している光景が 広がっていました。 子供の頃は夏になると毎日のように近所の山へ虫取りに出かけましたが、 こういう光景を見ているとその頃の楽しい思い出がよみがえってきますね。
南の島の見たこともない蝶に感激しながらさらに自転車を進めると、 一気に視界が開けました。
海に出たんです。
竹富島の東に広がるアイヤル浜。 ここならば水平線から上る朝日が見れるかも! そう思って頑張って早起きしてやってきたんですが、 この日は水平線近くには雲があって、ちょっと日の出は難しそうでした。
日が出る瞬間っていくら晴れていても、いつも見れるとは限らないんですよね。
ま、日が出る瞬間はダメでも雲から朝日が顔を出すまで待ってみよう。
海岸でヤドカリを集めてきてヤドカリレースをしたりしながら 待っていると、一条の光が海面に差し込み、光の絨毯が生まれました。
朝日はいつ見てもほんとキレイですね。 日が出る前から刻々と空の色が変化して、 雲や海をいろんな色に染めてくれます。
あなたも早起きして朝日を見に行ってみませんか? 眠気も吹っ飛ぶような素晴らしい絶景に出逢えるかもしれませんよ!
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